40代・50代の親の介護とDIY

介護と仕事の話・介護のDIY・介護用品を紹介

介護保険を使わずにトイレに手すりをつけるには

80歳の主人の父は家の中で移動するときは手すりなどにつかまりながら伝い歩きしています。そんな父のために、主人は家の中のあらゆる場所に手すりなどをつけてDIYしたり、介護用品を購入して揃えています。

今回は、その中でもトイレにどのような手を加えたのかをご紹介させて頂きます。

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水平器について

上の写真は、毎回手すりをつけるときに必ず使う水平器です。ガラス管の中の気泡の位置によって水平かどうかを調べる道具です。真ん中は地面に対して水平かを確認でき、右は45度、左は垂直(90度)かどうかを計測することができます。使い方は、水平を測りたい物に水平器を置きます。そして、ガラス管の中の気泡の位置を確認します。写真のように気泡の位置が中心にあれば、水平になっているというわけです。

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 上の写真の水平器を使ってトイレで座った方向から右手前につけた手すり

 

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 トイレに入ってすぐにつかまれるように縦につけた手すり

 

据置タイプのトイレアーム

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 トイレットペーパーで拭いたりズボンを自分で持ち上げるときに踏ん張ることができないため、便器の左右に肘掛けがわりになる物を購入しました。置くだけの据置タイプなので難しい取り付けはありません。両面テープで固定でき、高さも6段階で調節できます。

父は肘などを時々うって、あざができることがあったのですが、肘掛けができたことでその心配がなくなりました。

 

トイレの他にも、風呂場やベッド、普段座っている椅子に色々な工夫をしています。それらについては改めて別の機会でご紹介させて頂きます。