40代・50代の親の介護とDIY

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起き上がりできない父に 介護施設のようなベッドの柵をDIY

主人の父は要支援2です。最近レベル低下が進み、介護サービスは来月から受けられるようにケアマネージャーに進めてもらってるところです。父は自分で寝返りをすることができず、夜にトイレに行くときには母が介助しています。どうしても母だけで介助できないときには主人が手伝うことも…。2時間おきにトイレに付き添っている母は毎日が寝不足です。そこで、主人が病院や介護施設にあるようなベッドの柵を作りました。

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  主人はいつも家にある物でなるべく作るのですが、今回使ったのはこれです!

なにか分かりますか? 実は洗濯物の室内物干しスタンドの一番上の部分なんです。

壊れた物干しスタンドをなにかに使えるかも?と取って置いた物をリサイクル使用しました。

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   ↓ ここを利用!

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作り方

どうやって作ったのか?行程を大まかにまとめました。

行程①

物干しのパイプより一回り太いパイプを用意。Uボルトでベッドに固定し、物干しのパイプを差し込む(柵の高さは身長に合わせて上げ下げが可能)

行程②

柵を安定して固定させるためにベッドにも太い板をつけて補強

行程③

黒いクッションテープを巻き付ける

                     f:id:tankakanta:20170819170910j:image                 ↑補強の板

  工夫したこと

・起き上がるとき、左右両側にあった方がつかまることができるので、柵は左右につけました。

・行程③ですが、パイプがむき出しのままでは硬く、バランスを崩して腕があたると痛いので黒いクッションテープを巻き付けました。

 

介護ようの電動ベッドの購入も考えたのですが、動けるうちはなるべく自分の腕や身体の筋肉を使っていてほしいのでこのような柵を作りました。

今日も主人は風呂場に手すりを付け足しました。変わっていく父の状態に合わせて変わっていく家の中…。父は今日着いた手すりを見たときも微笑んでいました。