40代・50代の親の介護とDIY

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退院後の介護サービスと在宅介護

夫の父が狭心症で急に入院して3週間…不整脈も落ち着ちついてきて一安心していた頃…医師から「話があるから時間をとってほしい」…との連絡がありました。

それで、ちょうど連絡があった日は担当医師が夜は当直でいるという事で、仕事が終わってから病院に行き、夫と一緒に医師からの話を聞いてきました。

話の内容は、父の狭心症が落ち着いてきたこと退院後に在宅介護は難しいので施設への入居かデイサービスを利用することも考えて下さいという内容でした。

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入院したことによるレベル低下と介護サービス

父は入院してから一週間ぐらいは安静をよぎなくされ、点滴や尿道カテーテルをしていた為に身体を動かすことがほとんどありませんでした。

狭心症が落ち着いてきて、入院前は訪問で受けていたリハビリを再開をしてもやる気もおきず「今日はしんどいから…。」とベッドの上で身体をマッサージしてもらうだけで、自ら身体を動かしたりはしない日が続いていました。

そんな状態でしたので、担当の医師としては在宅で家族(主に母)だけでの介護では限界があることから、デイサービスや入居を考えることをすすめてくれました。同時に、本人がリハビリや病院でもっと動けるようになろうと意欲を出してくれればリハビリもできるしなんとか入院期間を少しなら伸ばすこともできるという話もありました。

医師からの話を聞いた後、父の病室で夫が介護サービスやリハビリの話などをしましたが、父からはあまり前向きな言葉は聞けず、夫は「もういい!」と呆れたように言って病室を出てしまいました。私も少し父をなだめて病室をでました。これからどうすることが父の為にいいのか?父がリハビリを頑張ろうと思ってくれるのか?…その夜は夫も私も考え込みあまり眠れませんでした。

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ところが!翌朝父の病室に行くと、父が自分から「座ってみる」と言いはじめたんです。ちょうど看護士長さんが病室にいたので、ベッドで横座りに足を降ろして座らせてくれました。父が座っているのを久しぶりに見て嬉しかった私は「お父さんが座ってるのを久しぶりに見れた♪」と思わずはしゃいでしまいました。数分すると理学療法士がリハビリの迎えに病室に来ました。父は理学療法士に「今日は遅いじゃないか? 早く(リハビリに)行こう♪」と言ったのです。これにも驚きと喜びでいっぱいでした。

 

退院にむかっての外泊の準備

父はそれ以降リハビリにとても意欲的になり、平行棒での伝い歩きも頑張っています。土日はリハビリがないからリハビリルームで1人でリハビリをしたいと申し出たりもしたそうです。食事も車椅子に座ってしています。

父の最近の口癖は「いつ(家に)帰るんかな?」です。担当医師からも外泊をしてみるよう話がありました。近々…外泊で家に帰れそうな父…。そうなると、家のベッドを介護用の電動ベッドに変えたり、今でもあちらこちらにつけている手すりを増やしたりと色々と環境を整えなければいけません。

今、ベッドを介護保険で借りるか購入するか?等…色々と考えたり実際にお店に見に行ったりしています。少しでも父が過ごしやすく…母に負担のかからない環境を試行錯誤しながら整えているところです。