40代・50代の親の介護とDIY

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要介護4の父が退院にむけて外泊 家に帰って分かった段差の問題

夫の父は81歳で要介護4です。右手と右足が不自由ながらも、3ヶ月前に入院するまでは家の中を伝い歩きしながらなんとか自分で歩いて家の中は移動できていました。今までも何度か入院したことはありました。でも、3ヶ月という長期の入院は初めてで、リハビリもベッドの上でするようになるほど体力が弱ってどんどんレベル低下が進み、食事もベッドの上でする等、1日の殆どの時間をベッドの上で過ごすという状態になっています。

飲み物や食べ物が上手に飲み込めない嚥下障害の状態にもなり、1週間前から飲み物にとろみ粉を入れるようになりました。

とろみ粉についてはこちらで書いています↓ 

tankakanta.hatenablog.jp

 

病院ではこれ以上治療することもないし〝退院しなければいけない〟〝家での介護はもうムリ〟ということでケアマネに相談し、何とか介護施設に長期のショートステイの空きがある施設を見つけてもらえました。退院の見通しがついたので、そのまま介護施設に行くよりは一度家に連れて帰ってあげたい!と、今日から一泊二日の予定で外泊することにしました。

家に帰ると、想像以上に父の体力低下による問題がでてきました。

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1番大きかったのは段差の問題です!

居間と寝室には16cmの段差があります。以前このブログで書いているように、家のあらゆる場所に手すりをつけていますが、帰宅してしばらくは車椅子で休憩し、寝室のベッドで休憩しようとした父は、足に力が入らず車椅子でなければ寝室にも行けません。おまけに40年以上前に建てた家なので段差が沢山あり、車椅子での移動も一苦労でした。

 

そこで思いついたのがこれです!

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夫は自分で車のオイル交換をするので、このような物が家にあったんです。オイル交換をする時、車の車高を上げる為にこのDIYして作った木を車の進行方向のタイヤの少し前におき、そこに車を乗り上げているというわけです。

これを16cmの段差の所に置いてみて、それでもまだ6cmぐらい段差に届かなかったので、更に下に木を置きました。私の実母を介護していた時には、次にあるような短いスロープを購入して使っていました。

最近では、車椅子の方の電車の乗り降りの為に、折りたたみ式の物を駅員さんが準備しているのを見かけますね。家庭でも必要な家がこれからは増えてくると思います。